著者のコラム一覧
島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

5年に1度の皇室と旧宮家の交流の場「菊栄親睦会」は2014年から開催されず…関係性の変化と養子案の皮肉

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 こうした会食の機会や大会は、昭和から平成へと時代がかわっても受け継がれた。大会の方は5年に1度で、平成に入って最初の大会は、平成6(1994)年4月に開かれたものである。「天皇皇后両陛下ご結婚35周年奉祝」として、戦前の華族会館を前身とする霞会館で開かれた。100名を超える参加者があったとされる。

 平成のあいだには、平成11(1999)年5月に「天皇陛下還暦・ご在位10年奉祝大会」が開かれ、平成16(2004には)年5月に「天皇皇后両陛下ご結婚45周年奉祝大会」が、平成21(2009)年5月には「天皇陛下古稀・ご在位20年奉祝大会」が開かれた。大会は5年ごとに開かれている。

 ただし、平成26(2014)年5月に「天皇陛下傘寿奉祝大会」が開かれたものの、平成最後の年が平成31(2019)年となったため、その年には開かれなかった。

 そこから令和の時代にかわるが、コロナ・ウイルスの感染拡大ということもあり、大会は開かれていない。コロナ禍が過ぎても、同様の事態が続いている。

 そこには、旧宮家の養子案が浮上したことも深く関係している。もし平成31年の5年後になる令和6(2024)年に大会が開かれていたら、それは大きな注目を集めたことだろう。

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