天皇が東京六大学野球を観戦…サッカーや大相撲にはあるのにプロ野球には“天皇杯”がないワケ
5月31日、天皇は神宮球場で開かれる東京六大学野球の早慶戦を観戦することになった。「天覧試合」である。おそらくは雅子皇后や愛子内親王も同行するであろう。
一家でのスポーツ観戦は、今年になって、1月の国技館での初場所、3月の東京ドームでのWBCオーストラリア戦についで3度目になる。
なぜ早慶戦が天覧試合になったのか。それは、この試合を主催する東京六大学野球連盟が発足したのが1925年のことだったからで、昨年に100周年を迎えたからである。それを記念する形で、春季リーグの早慶戦が天覧試合にとなった。
そこで重要なのは、「天皇杯」の存在である。東京六大学野球の優勝チームには天皇杯が授与される。ほかに、野球の競技としては、軟式野球の全国大会、全日本軟式野球大会で天皇杯が授与される。
ところが、プロ野球の場合、日本シリーズの優勝チームに天皇杯が授与されることはない。サッカーの場合、JFA全日本サッカー選手権大会の優勝チームに天皇杯が授与され、その大会が「サッカー天皇杯」と呼ばれるのと対照的である。現在では、女子にも皇后杯が授けられるようになった。
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