西新宿タワマン刺殺事件は「どっちもどっち」なのか? キャバ嬢の“リップサービス”を真に受ける男のタイプ

公開日: 更新日:

 25歳女性が東京・西新宿の自宅タワマンで刺殺された事件をめぐっては〈どっちもどっち〉という書き込みもあった。殺人の疑いで送検された川崎市の51歳男の供述が本当だとすれば、男に貢がせるだけ貢がせてポイ捨てした元ガールズバー経営者の被害女性も〈いかがなものか〉というわけだ。

「女性の“仕打ち”を全肯定するわけじゃありませんけど、そもそもホステスとお客さんの関係って化かし合いでしょ? キャバ嬢トークの“さしすせそ”を真に受けられても……」と、東京・銀座の30代クラブホステスは顔を曇らせる。

「さすがです!」と持ち上げ、「知らなかったです!」と驚いてみせる。「すごいです!」とまた褒め、「センスいいですね!」とまたまた褒め、「そうなんですか!」と何度も驚いてみせ、男をいい気分にさせる。

「遊び慣れた男性は、それが料金分のリップサービスと分かった上で、笑顔で『楽しかったよ』と気持ちよく帰る。まあ、モテますよね。でも、中には『このコは俺に気があるな』と、すぐに“本気モード”のスイッチが入るお客さんもいたりして……クラブやキャバクラは“夜の大人のディズニーランド”。ファンタジーの世界に、いきなりリアルな感情を持ち込まれても困りますよね」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  2. 2

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  3. 3

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 4

    東京・荒川河川敷で天然ウナギがまさかの“爆釣”! 気になるそのお味は…?

  5. 5

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  1. 6

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  2. 7

    「イネカメムシ」大量発生のナゼ…絶滅寸前から一転、今年も増加傾向でコメの安定生産に黄信号

  3. 8

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 9

    コメどころに異変! 記録的猛暑&少雨で「令和の大凶作」シグナルが相次ぎ点灯

  5. 10

    「関東大震災」「阪神大震災」「東日本大震災」発生時のジンクスにネットがザワめく複雑理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」