殺処分寸前から優秀な麻薬探知犬へ! 偏見を打ち破ったピットブルの成長物語に全米感動
                        
 同団体のトレーナー、クリスティ・マルラノさんも、すぐにロンの卓越した嗅覚に気づき、数カ月の麻薬探知犬としての集中訓練を行った。その結果、ロンは覚せい剤やコカインなどのにおいを99%以上の精度で識別するスキルを習得したのだ。
 しかしその後も、ピットブルに対する偏見と「警察犬はラブラドールやジャーマンシェパード、マリノアが最適」という先入観から配属先探しが難航した。
「偏見でロンは何度も拒絶された。でも、私たちは諦めなかった」とマルラノさん。粘り強い“就活”の結果、ロンは今年9月にニュージャージー州のデルラン警察署に所属することが決定。同州初のピットブルの麻薬探知犬としてデビューした。
 配属からわずか1カ月で、ロンはその実力を証明した。初の任務で麻薬捜索に投入され、車両内で覚せい剤のメタンフェタミンを検知。結果、大量の薬物が押収され、容疑者2人が逮捕された。
 さらに先日、実施された車両捜索作戦で、ロンはすぐに麻薬と拳銃を発見し、2人の容疑者逮捕につながった。
                    

 
                             
                                        















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                