殺処分寸前から優秀な麻薬探知犬へ! 偏見を打ち破ったピットブルの成長物語に全米感動

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 米国の動物保護施設で引き取り手が現れず、殺処分寸前だった犬が、その優れた嗅覚を買われて麻薬探知犬に! 大活躍しているというニュースが話題になっている。

 注目を集めているのは、ニュージャージー州のデルラン警察署に所属する3歳のピットブル「ロン」(写真)で、麻薬探知犬として活躍している。

 ロンは2023年11月にミネソタ州のミネアポリス動物管理センターに保護された。ピットブルは「攻撃的」という誤ったイメージが根強く、一般家庭での里親探しが難航しがち。ロンも、なかなか引き取り手が現れなかった。

「あと数日で殺処分」というロンの運命を変えたのは、同センター職員が撮影した動画で、ロンがおもちゃや食べ物を素早く嗅ぎ分ける様子が映し出されていた。

 これを見たピットブル専門のレスキュー団体「アンブレイカブル・ピット・ブル・レスキュー」が「優れた警察犬になる可能性がある」としてロンを引き取り、警察犬を育成する非営利団体「K9プロテクターズ」の候補犬募集に応募したのだ。

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