著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

過去最悪1700億円赤字に転落した名門「リコー」の深き悩み

公開日: 更新日:
ペーパレス化が世界の潮流のなかで(リコーの山下社長)/(C)共同通信社

 北米の販売子会社などをめぐる1800億円ののれん減損と2018年3月期業績の大幅下方修正を発表した事務機大手のリコー。これまで200億円の黒字を見込んでいた営業損益は一転、1600億円の赤字に、収支トントンとしていた最終損益は1700億円の赤字に転落する。リコーの最終赤字計上は… 

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