ワセダクロニクル渡辺周編集長<2>寄付金による報道に勝算

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 渡辺は報道志向ではなかった。政治に対する怒りなどはさらさらなく、ノンポリの学生だったという。それどころか、大学時代は新聞記者という職業が嫌いだったと振り返る。

 渡辺は大学受験に失敗し、浪人した。大阪出身の渡辺は上京し、朝日新聞の販売店に住み込みで働いた。新聞配達の朝は早い。とりわけ冬はつらい。そのうえ、引っ越しのトラックを見かけると、追いかけて営業する。そうやって、一部でも部数を伸ばそうと販売店は頑張っている。そうした苦労を新聞記者たちは知らない。「オレは記者だ」と威張っている。何となく記者への反発があったのだ。だから、就職活動で日本テレビの内定が出ると、すぐに決めた。そのあとに試験がある新聞社は一切、受けなかった。

 日テレ入社時は、「報道」を希望した。しかし、配属先は営業。しばらく我慢して報道に移れても、編成と行ったり来たりになるのがテレビ局だ。

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