セキセイ西川雅夫会長<1>開発したボールペンがサミットで

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 2年前の伊勢志摩サミットでは、各国首脳が使用する筆記具として輪島塗のボールペンが用意された。サミットで備品として使われるのはそれだけで名誉なこと。そのため、自社製品を使ってもらおうと数多くの筆記具メーカーが候補として名乗り出た。その中から輪島塗のボールペンを選んだのはホストを務めた安倍首相。安倍首相は輪島塗の深みのある黒を見て「これは別格だね」と言ったという。

 この輪島塗のボールペン「雅風」を作ったのが、大阪の文具メーカー「セキセイ」だ。現在はアルバムやファイルなどを製造しているが、戦後間もなくはペン軸が主力商品だった。それもあって2代目で現会長の西川雅夫はペンに対する思いは強く、たまたま数年前に夫婦で訪れた石川県で輪島塗のボールペンがないことを知り、商品化を決意した。1本5万円することもあり、発売当初は苦戦したが、サミットで採用されてから人気に火が付き、今では月に100本が売れている。

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