米国松下電器 岩谷英昭元会長<4>叱られないと弱さ生まれる

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 学生を企業戦士として鍛える企業側も大きく変わってきているという。

 1968年に松下電器に入社した岩谷は、すぐに米国に赴任した。

「最近の若者は語学のレベルが高く、優秀な人材ばかりです。米国での研修プログラムも内容が変わり、渡米して1年ぐらいはハーバード大学などで勉強します。ところが、私のころは全然違う。私は大学時代は中国語を勉強していたので、英語はほとんどできなかった。それでも松下幸之助さんは『日本人の顔をした外国人になってこい。勉強は二の次でいい。元気がよくて、その国に溶け込む人がほしい』と人事に言っていたようです」

 アメリカに赴任し、最初にやった仕事は、シカゴにある倉庫の業務だったという。倉庫係のボスは何とも怖そうな大男だった。その男は当然、米国松下の社長から「面倒を見てやってほしい」と言われていたはずだ。ところが、お構いなしに次々に仕事を命じる。もたもたすると「プアヘッド!(バカ野郎)」と罵声が飛んできた。

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