早稲田「早苗」雀荘から喫茶店へ変化したマスターの遊び場

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 早稲田大学のOB、OGにとって、南門前の「早苗」は雀荘という認識だろうが、今は自家焙煎のコーヒー豆も販売する喫茶店である。

■雀荘から喫茶店へ

 マスターの宇田川正明さんの親戚が戦後間もなく、付近で喫茶店「早苗」を開いた。そこに宇田川さんの父親と母親が雀荘「早苗」を併設。雀荘は1950年から現在の場所に移った。

「その雀荘が喫茶店に衣替えしたということは、まあ、言えば先祖返りしたということです」

 宇田川さんはこの場所で生まれ育ち、目の前にある早稲田大学を卒業、博報堂に入社した。

「お袋は代打ちもしたから『早苗のおばちゃん』と学生に親しまれてね。僕は博報堂の入社面接を終えて部屋を出ようとしたら、面接官に『おばちゃんは元気?』と言われてびっくりした。面接官はお客さんだったんですね。履歴書を見て、早苗の息子だって分かったみたい」

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