さぼうる<上> 神保町で創業63年 繁盛を支える「豆出して」

公開日:

 喫茶店取材の話をしていると、大概の人が「神保町には行きました?」と聞く。それだけ有名店が集積しているからだ。

 そのひとつが、創業63年を迎える「さぼうる」。残念ながら名物マスターの鈴木文雄さんは数カ月前に転んで入院している。代わりに切り盛りしている伊藤雅史さんに話を聞いたが、本当に正直な人だ。繁盛し続ける理由を尋ねると、「分かりません。マスターは奇跡と言っています」と笑った。

 店は神保町駅の出口から徒歩15秒のところにある。細いのに、なぜか人通りが多い路地に面しているという好立地ではあるが、ふらっと入るには少々勇気がいる店構え。店内は暗めで、席と席の間隔も広いとは言えず、喫煙も可。いわば昭和の喫茶店なのだが、老若男女が絶えず店のドアを開けて入ってくる。

「来店客数を数えたことはないですけれど、伝票は1日200枚くらいになります。ざっと400~500人がいらっしゃっているんじゃないですか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    第2の加計問題? “漁業潰し”仕掛人は規制改革のメンバー

  2. 2

    自画自賛が一転…“イッテQ疑惑”対応を誤った日テレの痛恨

  3. 3

    呆れた安倍内閣 「徳」なし総理の下「徳」なし大臣集まる

  4. 4

    日ハム吉田輝星の原点 「投球フォーム」に託した父の願い

  5. 5

    玉城デニー沖縄知事の訪米に官邸・外務省が“横ヤリ”疑惑

  6. 6

    都内のスーパーで特売品を 安室奈美恵「引退後2カ月」の今

  7. 7

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  8. 8

    フランスの次は日本…トランプ恫喝で防衛費20兆円へ一直線

  9. 9

    片山さつき大臣の「カレンダー」無償配布疑惑に決定的証言

  10. 10

    インスタで稼ぎ両親に家 タイ12歳“スーパー女装子”大人気

もっと見る