さぼうる<上> 神保町で創業63年 繁盛を支える「豆出して」

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 喫茶店取材の話をしていると、大概の人が「神保町には行きました?」と聞く。それだけ有名店が集積しているからだ。

 そのひとつが、創業63年を迎える「さぼうる」。残念ながら名物マスターの鈴木文雄さんは数カ月前に転んで入院している。代わりに切り盛りしている伊藤雅史さんに話を聞いたが、本当に正直な人だ。繁盛し続ける理由を尋ねると、「分かりません。マスターは奇跡と言っています」と笑った。

 店は神保町駅の出口から徒歩15秒のところにある。細いのに、なぜか人通りが多い路地に面しているという好立地ではあるが、ふらっと入るには少々勇気がいる店構え。店内は暗めで、席と席の間隔も広いとは言えず、喫煙も可。いわば昭和の喫茶店なのだが、老若男女が絶えず店のドアを開けて入ってくる。

「来店客数を数えたことはないですけれど、伝票は1日200枚くらいになります。ざっと400~500人がいらっしゃっているんじゃないですか」

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