セントラルスポーツ 後藤忠治会長<1>五輪出場が人生の挫折

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 1964年の東京五輪から56年ぶり、2度目の東京五輪が1年後に迫っている。フィットネス業界大手のセントラルスポーツ株式会社は、その56年前の東京五輪出場者たちがつくった会社だ。会長の後藤忠治は競泳選手として、100メートル自由形11位、4×100メートル自由形リレー4位の成績をおさめた。立派な実績だが、後藤にとっては人生最大の挫折だった。その経験からセントラルスポーツを設立し、鈴木大地選手(ソウル五輪金メダリスト、現スポーツ庁長官)ら多くのオリンピアンを輩出する原動力となった。

 1941年12月、東京・葛飾区柴又生まれ。直後に太平洋戦争が勃発し、父・重三はインドネシア・ティモール島に出征。残された母・志ツと6歳上の姉、3歳上の兄、母の腹の中の弟とともに、母方の祖父の実家の石川県へ疎開した。

「当時のことはうろおぼえですね。泣き虫だったので、“なまはげ(あまめはぎ)”に脅されて泣いたこと、母に後ろから支えられてラジオの前に立って玉音放送を聞いたこと、終戦後に東京へ戻って真っ黒な父に会い、『この人誰だろう!?』と驚いた記憶ぐらいです」

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