著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

関西電力<下>「関電の2.26事件」から変わらない経営体質

公開日: 更新日:
福井県の高浜原発(C)共同通信社

 会長の八木誠、社長の岩根茂樹に引導を渡したのは、社内でも電力業界でもない。「経産省、いや官邸だろう」(自民党の関係者)といわれている。岩根の辞任の時期が第三者委員会の調査報告書提出後となったのは、「報告書作成に目を光らせるため。勝手なことはさせないぞ」との官邸・経産省の意向でも… 

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