山本伸
著者のコラム一覧
山本伸株式評論家

1962年生まれ。マネーリサーチ代表、経済情報誌「羅針儀」主宰。1985年より株式評論家として、金融情報に関する執筆活動および講演活動など幅広く活躍。アベノミクス相場では推奨銘柄の3倍高を連発させ、マーケットの注目を集めた。講演会は常に満員御礼。ファンの中には、2000万円の資産を15億円にしたツワモノも。「山本伸の騰がる株100銘柄」(宝島社)など著書多数。

中国も認めた有効性 特効薬アビガンが市場の混乱を鎮める

公開日: 更新日:

 世界は新型コロナウイルスに対して、ようやく有効な対抗手段を手に入れた。中国政府は先週、富士フイルムホールディングスの抗インフルエンザ薬「アビガン」について、臨床研究の結果、新型コロナウイルスへの有効性が高いと発表した。医療現場で治療薬として使うよう推奨し始めたという。日本でも2月から試験的な投与が始まっている。

 当初は米ギリアド・サイエンシズ社の抗エボラウイルス薬「レムデシビル」が治療薬として最有力とみられていたが、こちらは4月にならないと治験結果が出ないという。しかも、まだ世界のどの国でも未承認薬のため、抗インフルエンザ薬として承認済みの「アビガン」の方が現時点でははるかに安全性が高いといえる。

「アビガン」は妊婦以外には副作用が非常に少なく、耐性菌が生まれないため、予防薬としても使えることがポイントだ。今は感染していても、重症者でなければ自宅療養を強いられるだけで、治療薬は処方されない。有効な治療薬がもらえるかどうかで、感染者の心理状態には雲泥の差が出る。

 仮に家族に感染者が出た場合でも、感染していない他の家族も同時に「アビガン」を飲むことによって、感染リスクがほとんどなくなる。軽症者のほとんどは入院させる必要がなくなるため、医療崩壊を防ぐ効果も大きい。

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