これがバイデン関連「12銘柄」狙い目は環境とインフラ関連

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「バイデン・ラリー」がはじまったのか。アメリカ大統領選の勝敗が固まった途端、日本の株価まで急上昇している。9日も日経平均株価は続伸。2万4839円と、2営業日つづけてバブル崩壊後の最高値を更新、10日午前は前日比268円37銭高の2万5108円21銭で終え、1991年11月以来、29年ぶりの2万5000円台を突破した。共和党のトランプ政権から、民主党のバイデン政権に代わると、政策も大転換される。いったいどんな銘柄が値上がりするのか。

 バイデン政権が力を入れるのが「クリーンエネルギー」と「インフラ整備」だ。選挙用ウェブサイトで<インフラストラクチャーと未来に対する変革的な投資>として、10年間で1・3兆ドル(約135兆円)を人材育成や温室効果ガスの削減に使うと表明している。

 それだけに「環境関連銘柄」と「インフラ関連銘柄」は狙い目だ。すでに東京市場でも、風力発電を手がける「レノバ」の株価が値上がりしている。株式アナリストの藤本誠之氏はこう言う。

「風力発電に使う風車の耐久年数は15~20年です。建て替えが必要になります。風車の解体業者“ベステラ”は注目です。さらに太陽光発電の“イーレックス”。ごみ処理と再資源化会社の“リバーホールディングス”も面白い。バイデン政権はEV車の普及に力を入れる方向です。モーター大手の“日本電産”も押さえておきたい。環境銘柄とは無関係ですが、音読みでバイデンとなる梅田駅を抱える“阪急阪神ホールディングス”も、値上がりする可能性があります」

 インフラ関連銘柄では、建設機械の油圧フィルター大手の「ヤマシンフィルタ」も注目株だという。全世界の50%のシェアがある。

「円高」に強い銘柄

 さらに、バイデン政権では、ドル安・円高になる可能性がある。景気を浮上させるために、新政権は思い切った財政出動をするとみられるからだ。「円高」に強い銘柄も物色したい。

 株式アナリストの櫻井英明氏は、こう見ている。

「為替に左右されない銘柄としては“ファナック”も注目株です。インフラ銘柄なら、意外かも知れませんが“三井物産”と“三菱商事”です。アメリカのインフラは、道路も橋も鉄道も送電もボロボロです。日本の総合商社には、アレンジ力がある。儲けのチャンスがあるはずです」

 個人投資家の新田ヒカル氏は、クリーンエネルギー関連なら「パナソニック」、インフラ関連なら「フジクラ」を挙げた。

 要注意なのは、トランプ政権では戦争はなかったが、バイデン政権は戦争をはじめる可能性があることだ。戦争が勃発したら株価も直撃されることになる。 

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