小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

中国経済好調でカジノ復活 日本のIR誘致で再び熱を帯びる

公開日: 更新日:

 世界最大のIR(カジノを含む統合型リゾート)運営会社、米ラスベガス・サンズの業績が急回復している。サンズは新型コロナウイルス感染拡大を受け、米国とシンガポールのIRを閉鎖。赤字に転落している。残るマカオのIRが望みの綱だが、ここにきて客足が戻ってきており、株価も大幅高となっている。

「マカオに最初に戻ってきたのは頻繁に訪れ大金を賭ける顧客だ」。サンズ・チャイナのグラント・チャム最高執行責任者(COO)は、投資家との電話会議でこう強調した。コロナ禍が始まった1月以降、直近10月の取引高、客数はともに最高を記録した。

■米サンズは断念したはずだが…

 背景にあるのは中国経済の急回復だ。習近平国家主席は、中国共産党の重要会議「5中全会」で、中国経済はコロナ禍を乗り越え、ほぼ元の姿に戻ったとの見方を示した。市中の状況も、「中国中で博覧会、消費イベント、投資説明会などが行われ、中国内での交通移動はほぼコロナ前に戻った印象です。統計的には航空機で前年比1~2割減、地下鉄で3割減程度となっていますが、移動制限をかけられている子供・学生を除くとほぼ正常な移動に戻っています」(北京在住の商社マン)と活気づいているさまが見て取れる。大型連休となる国慶節では6億人が移動したと報道された。

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