台湾新幹線の新車両調達やり直し 大本命は欧州連合の逆襲

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 台湾高速鉄道は今後早急に第三者を含めた新規車両調達先を模索し年内に決定させると1月20日、入札キャンセルと同時に発表した。日本に逆転受注された欧州連合がグリグリ二重丸の大本命だが、台湾海峡の彼岸も拱手傍観してはいない。

「世界最大の鉄道車両メーカー・中国中車は興味をもって入札を見守り、党にはすでに報告している」(全国紙元北京特派員)

 中国の高速鉄道は急速な発展を遂げ、今では営業距離数、車両数とも世界一である。その大本は日本の技術なのである。

 台湾高速鉄道に40編成中31編成を提供した川崎重工は2005年、中国と約1400億円の契約を締結。これまでに60編成分の高速鉄道車両を提供した。

 対中技術供与は盗用とこれを基に開発した技術を自国独自のものと自称して、将来日本の商売敵となることが懸念されていた。それが事実であるかどうか、それをいま判断するのは時期尚早だが、そうした声が日本企業連合の大勢を占め、川崎重工は今回の入札から除外された。逆転受注を果たしたオールジャパン一致団結ハコ弁当の麗しき日本の伝統も消え失せてしまった。

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