更迭説飛び交っていたロシア軍参謀総長は生きていた! 米軍制服組トップと電話会談
プーチン大統領の不評を買って「更迭されたのでは?」との観測が広がっていたロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が19日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と電話で会談したことが分かった。米国防総省のカービー報道官は19日の記者会見で明らかにした。両者の接触はロシアのウクライナ侵攻後初めて。
また、ロイター通信によると、米統合参謀本部の報道官は「両者は安全保障に関わる複数の問題について協議したほか、連絡手段を維持することで一致した」と述べるにとどめた。ロシア国防省によれば、両者はウクライナ情勢を協議した。
米ロの接触をめぐっては、オースティン国防長官が13日、ロシアのショイグ国防相と電話会談し、ウクライナでの即時停戦を促している。
「行方不明」「更迭」と言われていたロシア軍のツートップの“生存”が、米国のツートップによって確認された形だ。