著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

日銀が利上げ見送りなら庶民生活は大打撃…円安継続で物価高は長引く

公開日: 更新日:

 エンゲル係数とは、家計の消費支出に占める食料費の割合を示す指標で、家計の所得水準が高いほどエンゲル係数は低くなる。総務省によれば、大阪万博の1970年のエンゲル係数は34.1%、2005年には22.9%に低下したが、ここを底に上昇に転じ、24年に28.3%と1981年以来43年ぶりの高水準になった。

 財務省は、今年3月に国民負担率の実績や見込みなどを公表。国民負担率は、国税や地方税の租税負担と国民年金健康保険の保険料などの社会保障負担の合計を所得で割り算して算出する。国民負担率の23年度実績は46.1%、24年度の実績見込みは45.8%と示された。ただ、この計算には消費税が含まれていないから実質的な国民負担率は46%以上だろう。

 実際、庶民は節約志向である。衣料品で見ると低価格のしまむらの25年2月期決算は、売上高が前期比4.8%増の6653億円と過去最高。26年2月期中間期決算も売上高が前年同期比3.9%増だった。

 ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業は25年8月期は、24年10月と25年4月以外は売上高が前年同月比プラスである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風