自民・塩谷立氏があっさり「キックバック」認めたワケ…過去の国会質疑で“常態化”透け透け

公開日: 更新日:

「そういう話はあったと思う」

 自民党派閥パーティーの“裏金作り”疑惑をめぐり、最大派閥安倍派が所属議員に課したパーティ券の「ノルマ」超過分を議員側に現金で「キックバック」していた、などと報じられている問題。同派座長の塩谷立衆院議員(73)が11月30日に党本部で行われた派閥会合後、記者団に対してあっさりと認めたため衝撃が走った。

 塩谷氏はその後、「事実を確認しているわけではない」などと撤回したのだが、それにしても塩谷氏はなぜ、公職選挙法や政治資金規正法にも触れる可能性がある「キックバック」について簡単に「あった」と漏らしたのか。

 永田町でささやかれているのは、「政治資金パーティーをめぐるキックバックは昔からあったため、素直に答えてしまったのではないか」(野党国会議員秘書)との指摘だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”