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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

株価の決定要因は為替から地政学的リスクへ…遠くの戦争は「買い」ではなくなった?

公開日: 更新日:

 日経平均株価はほぼ年初の水準に里帰りし、信用取引なら追い証の発生さえ起ころう。相場格言「遠くの戦争は買い」ではなく、実は「売り」だった。

 日経平均株価は先週3万7000円台と3月22日の史上最高値4万1087円から10%近く下落し、テクニカルでは「弱気相場」入り寸前の状態である。日銀は為替レートの「円安」に過敏となり、株価どころではないだろう。

 国際通貨基金(IMF)は4月16日、世界経済は今年も緩やかながら着実に成長するとの見通しを示した。長引く高インフレ、中国や欧州の需要低迷、2つの地域紛争の影響など逆風に直面する中、米経済の強さが世界の国内総生産(GDP)を押し上げるとした。

 IMFは2024年、25年の世界実質GDP成長率を3.2%と予測。24年については1月に公表した前回の世界経済見通しから0.1ポイント上方修正した。米国の見通しを大幅に引き上げたことが主な要因。 

 それにもかかわらず、景気敏感株と見られる日本株は急落。個人消費が落ち込み、不景気となれば、異次元緩和に逆戻りか。海外旅行が活況の日本、ゴールデンウイークの消費統計に注目したい。

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