大阪万博のシンボルにくすぶる“パクリ疑惑”…リングの愛称は「パクリング」でエエんちゃう?

公開日: 更新日:

 来年4月開幕の大阪・関西万博のシンボルである「大屋根」(リング)に、大阪の吉村洋文府知事もウキウキだ。リングは外周2キロを誇る世界最大の木造建築物。完成は来年2月の予定だ。

 床や手すりの取り付け工事が終わり、リング外周がつながった21日、吉村知事は定例会見で「リングの愛称を公募すべきだと思う」「僕も応募しようかな」とハシャいでいた。しかし、リングにまつわる“パクリ疑惑”を知っているのだろうか。

「万博リングはパクリでは?」との疑問を投げかけ続けているのが、建築家の山口隆氏だ。ちなみに、万博の「シニアアドバイザー」を務める建築家・安藤忠雄氏の弟子にあたる。

 山口氏は20日に都内で開かれた〈緊急シンポジウム 大阪・関西万博の迷走と建築家の退廃〉に出席。万博誘致の段階では計画になかった万博リングが設置された理由について、会場の夢洲が軟弱地盤であることに言及しつつ、「軽い建物しかつくれない。いわゆる掘っ立て小屋がずらっと並ぶわけですから、(万博を印象付けるために)このリングが出てきたのではないかなと思っています」と自説を述べた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    【独自】亀山千広BSフジ社長“台風夜のお色気ホムパ疑惑” 「帰宅指示」を出しながら自分はハイヤーで…

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  1. 6

    明暗分けたメジャーの最新評価…ヤクルト村上宗隆「暴落」、巨人岡本和真は「うなぎ上り」

  2. 7

    中森明菜「奇跡」とも称された復活ステージまでの心技体 「初心を忘れるな」恩師の教え今も…

  3. 8

    フジの朝ワイド「サン!シャイン」8時14分開始の奇策も…テレ朝「モーニングショー」に一蹴され大惨敗

  4. 9

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 10

    セレブママの心をくすぐる幼稚舎の“おしゃれパワー” 早実初等部とアクセスや環境は大差ナシ