新浪剛史氏サントリーHD会長「解任」は勇み足になるのか

公開日: 更新日:

 同族経営のサントリーのトップに外部から起用されたことに面白くなかったむきが、この問題をテコに「追放」したとの見方も聞いたぞ。

 それは、経済界にもある説だ。

 一方で、新浪夫人が郵便物の中身も確かめずに捨てたという話に「そんなこと、あるか?」と言う人もいる。

 その声は、実は経済界に多い。そのためか、同友会には新浪氏に冷たいムードがある。

 となると、審査会の結論は厳しい内容になるな?

 その可能性は大きい気がする。でも、それも後で違法な行為はなかったとなると、サントリーと同じく「勇み足」とされかねない。

 だったら慌てて結論を出さず、警察の結論を待てばいい。そろそろ見えてくるのではないか?

 そう思う。「疑わしきは罰せず」なのに、被疑者扱いの記事もある。結論が「シロ」だったら、サントリーはどうするか。いまさら復職はないが、何か「救済」はするかもしれないね。

 不祥事への対応はスピードが大事だが、危機管理は素人には難しいね。

構成=竜孝裕(ジャーナリスト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢