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森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

「モノ言う株主」オアシスがカカクコムに触手 「食べログ」裁判逆転勝訴も株買い増しの動機か

公開日: 更新日:

「価格.com」「食べログ」などを運営するカカクコムの株価が急騰している。日経平均株価が一時2600円超も急落した23日も、同社の株価は前営業日比で2.03%上昇して終えた。

 というのも、香港に拠点を置く「モノ言う株主」の投資ファンド、オアシス・マネジメント(セス・フィッシャー最高投資責任者)の株式保有割合が5.23%から7.94%に上昇したことが判明。これを受けた思惑買いが入った格好だ。

 オアシスは保有目的を「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、今後の展開に注目が集まっている。

 カカクコムの足元の業績は堅調だ。2025年3月期の連結業績は、売上収益784億3500万円(前年比17.2%増)、営業利益292億9300万円(前年比13.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益200億3200万円(前年比10.7%増)と、増収増益を記録。  

 主力の「食べログ」事業では外食需要が着実に高まっており、当期のインターネット予約人数は1億600万人(前年比29.5%増)にも達した。広告サービスを利用する店舗も増加し、有料プラン契約店舗数も当期末時点で8万8400店舗に増加。飲食店予約事業の売上収益は154億5000万円、飲食店広告事業の売上収益は145億100万円と増収だ。

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