農水省の予測「大量コメ余り」は消費者には朗報だが…迫る米価暴落と生産者大量離農ショック

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 米価高騰が長引き、消費者のコメ離れも見られる中、大きな“反動”がやって来つつある。

 農水省は23日、2025年産米の需要見通しを下方修正し、691万~704万トンになると発表した。昨年10月時点では697万~711万トンを見込んでいたため、最大7万トンの引き下げとなる。昨年7月から今年1月の事業者の精米実績をもとに、見直しが行われた。

 それに伴い、今年6月末時点の民間在庫量は、当初の215万~229万トンから、221万~234万トンに上方修正された。適正水準とされる180万~200万トンを大きく上回る見通しだ。

 さらに、今年のコメ農家の作付け意向(1月末時点)も高水準にあり、来年6月末時点の民間在庫量は、最大271万トンにまで膨れ上がるとの見通しが示された。

 コメ業界は大量の在庫余りに恐れをなしている。

「2025年産米は高値が続き、売れ行きが鈍っています。恐らく、その在庫が大幅に残った状態で次の新米シーズンを迎えることになる。コメの買い取り価格が高騰し、農家の生産意欲は高まっており、2026年産米は例年より多く市場に出回ることになるでしょう。ただ、コメの供給がますます過剰になり、米価暴落が現実味を帯びます」(コメ小売り関係者)

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