41人死傷のエア・カナダ機事故で奇跡的に一命を取り留めたCAに注目集まる

公開日: 更新日:

 米NYのラガーディア空港で3月22日、エア・カナダのCRJ-900型機(8646便)が着陸中に滑走路で消防車と衝突し、機長ら2人が死亡、乗員乗客合わせて39人が重軽傷を負った。この事故で一命を取り留めた客室乗務員(CA)のソランジュ・トレンブレイさんに注目が集まっている。

 26年間の勤務歴を持つソランジュさんは事故時、コックピットのすぐ後ろの壁に固定された乗務員用座席(ジャンプシート)に座っており、衝突で機首が破壊されると同時に機体から引きはがされる形で100メートル以上も投げ出された。

 ソランジュさんはシートベルトで座席に固定された状態で発見された。これだけの衝撃を受けながら、複数箇所の骨折を負っただけで、現在、順調に回復に向かっているというから驚きだ。

 航空安全専門家のジェフ・グゼッティさんも「機首の破壊状況と比べれば、彼女の生存はまさに奇跡だ。ジャンプシートは壁にボルトで固定され、コックピットと同じ壁を利用した非常に頑丈な座席で、乗客席より耐衝撃性が高い設計になっている」と説明。

 娘のサラさんも地元テレビに「これは完全な奇跡だ。守護天使が見守っていたに違いない」などとコメントした。写真(ロイター)は衝突で機首が完全に破壊された8646便だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

  3. 3

    【スクープ第4弾!】自民党の公選法違反疑惑 国政帰り咲きの丸川珠代氏も「広告動画」を流していた

  4. 4

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  5. 5

    追い込まれた高市首相ついに補正予算編成表明も…後手後手のくせして無能無策の極み

  1. 6

    ビートルズを聴き始めるなら「これから」 お買い得な全18曲入りアルバム

  2. 7

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  3. 8

    AI・半導体の検査装置「FIG」のストップ高は今後の大幅高への“号砲”だ

  4. 9

    ソフトBモイネロの体たらくに小久保監督イラッ…なぜ“同条件”の巨人マルティネスと差がついた?

  5. 10

    違法疑惑の自民党「広告動画」編集の狡猾手口 スキップ不可の冒頭5秒に候補者登場させ有権者にスリ込み