ドル建て利回りは4%台…どの程度の為替レートなら元本割れか、損益分岐点は必ずチェックを
問題は為替リスクだ。現在のドル円相場は162円程度で、社債を購入後に円高になれば、利益が目減りするし、為替水準によっては、元本割れすることもある。投資する際には、どの程度の為替レートで元本割れになるのか、損益分岐点をチェックしておきたい。
たとえば、アップルの社債は満期までの期間2年11カ月で利回りは4.159%。この社債の場合、損益分岐点となる為替レートは1ドル=144.84円だ。この水準より円高が進まなければ、元本割れしない。
日本企業の米ドル建て社債もある。たとえば、三菱UFJフィナンシャル・グループの社債(同A-)は、期間1年2カ月で利回りは4.240%。損益分岐点の為替レートは154.31円だ。住友商事は期間2年11カ月で利回りは4.350%、損益分岐点の為替レートは146.57円。
株式相場の先行きが不透明ないま、資産の一部を外貨建て社債で運用するのもいいかもしれない。
(ジャーナリスト・向山勇)



















