KDDI共同創業者・千本倖生氏は国税庁の“スケープゴート”か…子供4人への生前贈与にメス
今年6月23日の日産自動車の株主総会では、日産株を27万株保有する投資家として登場。「日産の時価総額はトヨタの40分の1。日産を経営するCEOとしては不適切だ」と議長を務めるイバン・エスピノーサ社長兼CEOに詰め寄る一幕もあった。
千本氏の総資産は数百億円とみられている。今回の生前贈与はその一端にすぎないだろう。
国税庁は、26年度の税制改正大綱では、賃貸用不動産を購入から5年以内に相続・贈与する場合、原則として市場価格で評価することを盛り込んだ。また、非上場企業株の相続・贈与についても国税庁が今春に有識者会議を設置し、評価のあり方を議論している。
「超がつく資産家の千本氏から追徴することで、過度な節税、課税逃れにブレーキをかける国税の意図を感じる」(メガバンク幹部)という。千本氏はスケープゴートに仕立て上げられた格好だ。



















