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日枝会長同伴で…首相のゴルフ問題をスルーしたフジテレビ

「サメの脳味噌」とヤユされた大先輩と同じ運命か。鳥インフルエンザの発生が確認された後もプレーを続けた安倍首相のゴルフが大問題になっている。水産高校の実習船「えひめ丸」と米原潜が衝突してもゴルフを続けた森元首相は、1カ月後に事実上の退陣表明をした。「サメ2号」の安倍も崖っぷちだ。

 14日の記者会見で「国民の生命・財産に関わらないと首相は思っているのか」と質問された菅官房長官は、「言い過ぎだ」と色をなして反論。「やめる必要性はまったくなかった」と安倍をかばっていたが、説得力はない。野党も「どういう対応をしたか調査する」(民主党の海江田代表)、「国民の健康に直結する問題での対応として問題がある」(共産党の山下書記局長)と追及の構えである。

 ただ、テレビ局は、この問題に触れようとしない。特に会長の日枝氏が安倍と一緒にラウンドしていたフジテレビは完全にスルー。昼のニュースでは、菅の会見を報じたものの、「迅速に対応ができている」と話す姿だけを切り取っていた。夕方のニュースは熊本の蒲島知事と中継をつなぎ、もっともらしく対策について質問したりしている。それなら当事者である日枝会長を引っ張り出して、なぜプレーをやめなかったのか、続けなければならなかったのかも、聞いてもらいたい。それをやらないフジテレビに、はたして、鳥インフルエンザ問題を報道する資格があるのだろうか。

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