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タイ軍事クーデター 日本企業の損失は“3年前の悪夢”以上

緊迫する進出企業

 タイの政変が日本企業を直撃する恐れが高まってきた。今月22日、タイ陸軍はクーデターを宣言し、夜間の外出禁止令を発令。タイに進出する日系企業は対応に追われている。

 冷蔵庫や洗濯機、炊飯器など13の生産拠点があるパナソニックは、外出禁止の時間帯を考慮し、現地従業員のシフトを変更して対処した。今のところ生産体制に支障はないという。ソニーは東部のチョンブリーにデジカメ工場(生産能力約1500万台/年)がある。タイには約50人の日本人が駐在するが、「現時点でオペレーションに問題はない。ただ今後どうなるか」(ソニー関係者)と不安を隠さない。

 約3年前、タイは大洪水に見舞われ、日系企業は膨大な被害を受けた。
「電機や自動車を中心に約500社が洪水被害に遭い業績悪化を招いた。その悪夢がよみがえります。しかも現在は、各社とも夏のボーナス商戦に向け増産態勢に入る時期だけに心配です」(市場関係者)

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