「夏の終わり」がズレ込み…拉致被害者は本当に帰国するのか
拉致被害者の調査報告の日程がなかなかハッキリしない。2カ月前の日朝協議では「夏の終わりから秋の初め」で合意したはず。すっかり肌寒くなっても、被害者家族を待たせるだけで、7日TV出演した山谷拉致相は「9月中にはと考えています」と今月末にズレ込むような発言。岸田外相は「具体的なことは何も決まっていない」とお茶を濁した。
「もともと9月第2週を想定していましたが、いまは第3週以降という話になってきています。第4週という見方もあり、本当に9月中に出てくるのかどうか」(永田町関係者)
「私が最後の拉致担当相になる」と威勢がよかった古屋前大臣が改造でアッサリ交代したことも、「この問題の雲行きの怪しさを示している」(自民党関係者)という見方を強めている。
■憶測を呼ぶ「不明者」追加
コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。