血糖値が乱れがちな夏だからこそ「血糖トレンド」を意識したい

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 2型糖尿病とその予備群にとって血糖値の乱れが気になる夏がやってきた。暑さによる体へのダメージ、旅行や花火大会などいつもと異なる生活リズムなどで血糖値は乱高下しがち。病状が重症化したり、本格的な糖尿病を発症するなど、思わぬトラブルが起きかねない。だからこそ「血糖トレンド」を意識したい。SNSの会員数(フォロワー)30万人超の糖尿病専門医で「ズボラさんでも大丈夫!薬に頼らず“自分で”ぐんぐん血糖値を下げる方法」(PHP研究所)の著者でもある「そのだ内科・糖尿病・甲状腺クリニック」薗田憲司院長に2回にわたり話を聞いた。

「血糖値は人によっても時間によっても変わり、食べたものや運動でも変化します。それをトレンド=傾向として把握するのが血糖トレンドです。血糖トレンドを記録・グラフ化して血糖値の傾向や異常を分析。より適切に血糖値を管理する持続血糖測定=CGMを使った糖尿病治療法が注目され、専門医や患者さんや家族の方に高い評価を得ています」

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