立憲・野田代表やっぱり腰抜け…58人の衆院議員有志が提出求めるも「内閣不信任決議案」出せず
予想通りではあるが、立憲民主党の野田佳彦代表が内閣不信任決議案の提出を見送ると19日表明した。野田代表は昼過ぎ、他の野党とともに石破首相と党首会談。トランプ米大統領との首脳会談の報告を受け、直後に「国難の度合いが深まっていく」と言っていたから、不信任案に“消極的”なのがクッキリだったが、夕方の記者会見で、関税交渉や中東情勢を挙げ、出さない理由を次のように話した。
「大事な外交努力をしなければならない。危機管理上の問題もある時に政治空白をつくるべきではない」
提出すれば衆参ダブル選挙の可能性があるが、「勝つか負けるかわからない。衆院で少数与党に追い込んでいる優位性を捨てることはリスクがある」と言い訳したうえで、「弱腰ではなく、責任ある態度だ」と強弁した。
一方で「石破政権の物価高対策は無策だ。信任できる状態ではない」と付け加えるのだから、意味不明だ。
不信任案をめぐる終盤国会の政局で、石破政権は「提出されたら採決前に衆院解散」と野党に脅しをかけてきた。しかし実態は、政権側こそ提出されるのを回避したがっていた。