日本ハム北山亘基が「ドラ8」だったカラクリ…巨人戦九回1死までノーノー快投で今季5勝目

公開日: 更新日:

 目前で大記録がするりと消えた。

 19日の巨人戦、九回1死まで無安打無得点投球を続けていた日本ハムの「157キロ右腕」北山亘基(26)が、大城卓にソロ本塁打を献上。史上91人目(103度目)の偉業達成を逃したものの、気持ちを切らさず、被安打はこの1本のみ。最速155キロの直球を軸に122球を投げ、1失点で完投。今季5勝目を挙げた。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 お立ち台で「何とか達成したかったが、大城選手にいい打撃をされ、すごく悔しいです」と唇を噛んだ北山は、「究極を言えば、達成できなかったのは勝負弱いところ。目標を高く持って、いつか達成したい」と前を見つめた。

 試合後、開口一番「オーマイゴッシュ!」と悔しさをあらわにした新庄剛志監督は就任1年目、新人だった北山をいきなり開幕投手に指名した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗