日本ハム北山亘基が「ドラ8」だったカラクリ…巨人戦九回1死までノーノー快投で今季5勝目
目前で大記録がするりと消えた。
19日の巨人戦、九回1死まで無安打無得点投球を続けていた日本ハムの「157キロ右腕」北山亘基(26)が、大城卓にソロ本塁打を献上。史上91人目(103度目)の偉業達成を逃したものの、気持ちを切らさず、被安打はこの1本のみ。最速155キロの直球を軸に122球を投げ、1失点で完投。今季5勝目を挙げた。
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お立ち台で「何とか達成したかったが、大城選手にいい打撃をされ、すごく悔しいです」と唇を噛んだ北山は、「究極を言えば、達成できなかったのは勝負弱いところ。目標を高く持って、いつか達成したい」と前を見つめた。
試合後、開口一番「オーマイゴッシュ!」と悔しさをあらわにした新庄剛志監督は就任1年目、新人だった北山をいきなり開幕投手に指名した。