著者のコラム一覧

小林節慶応大名誉教授

１９４９年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院の客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ！」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。１４年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義！　日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」（ベスト新著） 5月27日新刊発売「『人権』がわからない政治家たち」（日刊現代・講談社 1430円）

ここがおかしい小林節が斬る！

山尾志桜里氏の公認取り消しは「公人の説明責任」の問題に尽きる

公開日：2025/06/20 17:00　更新日：2025/06/20 17:00

小林節慶応大名誉教授（Ｃ）日刊ゲンダイ

　国民民主党は、山尾志桜里元衆院議員を来月の参院選の比例区候補として公認すると発表しておきながら、本人の出馬記者会見直後の両院議員総会を経て、公認を取り消した。これには、見ている側も、何かモヤモヤしたものが残ってしまった。

　しかし、これは「公人の説明責任」の問題に尽きると…

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り904文字／全文1,045文字)

【連載】ここがおかしい小林節が斬る！

前の記事トランプとマスクが「権力者と献金」という政治の実態を教えてくれた 2025/06/13 17:00
次の記事「野党が数の力を笠に着て横暴を行った」…自民党議員が言うとは笑止千万 2025/06/24 17:00

この連載の一覧を見る

■関連記事

■関連キーワード