<群馬5区>小渕優子前経産相は出ても降りても“イバラの道”

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 小渕氏の命運を左右するのは、やはり特捜部の捜査だ。選挙区内の有権者にワインを贈った公職選挙法違反で元秘書が立件されれば、小渕氏は連座制で5年間の公民権停止。「家宅捜索の押収物の中にはワインプレゼントのリストがある」との情報もある。

 10月16日に週刊新潮が疑惑を報じてから強制捜査まで、わずか2週間。捜査着手までの異常なハイペースも、臆測を呼んでいる。

 もっとも、想定外の早期解散は、特捜部にとって誤算だったかもしれない。さすがに選挙中は特捜も動けない。強力な野党候補がいない群馬5区で小渕氏が出れば、おそらく当選するだろう。

 陸山会事件で起訴された石川知裕前衆院議員はこう見る。

「私の場合は、やってもいないことで起訴されたので、裁判で闘いましたが、小渕議員のケースは、証拠が明白。普通に考えれば、一時撤退するしかない。ただ、小渕議員がどうしても出馬すると言い張った場合、自民党幹部は押しとどめることができるのか。公認を与えるかどうか、難しい判断になると思います」

 もし、選挙後に事件がハジケれば、疑惑まみれの小渕氏を公認した安倍首相の責任問題になる。小渕氏の存在は、政権にとって今後も大きなリスクだ。

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