身代金2億ドルに匹敵? “伝説の女死刑囚”知られざる価値

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 イスラム国は人質の後藤健二さん(47)と引き換えに、ヨルダンで服役中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求してきた。イスラム国にとっては、2億ドルの身代金に匹敵するほどの価値がある女のようだ。

 70年にイラクで生まれたリシャウィは、イスラム国の前身「イラクの聖戦アルカイダ組織」を率いたアブムサブ・ザルカウィ(06年の空爆で死亡)の側近のきょうだいとされる。ちなみに、ザルカウィは、04年にイラクで人質になった香田証生さん(当時24)を殺害したテロリストだ。

 リシャウィは05年に、ヨルダンの首都アンマンで夫とともに連続ホテル爆破テロを起こし、少なくとも計60人を殺害した。夫は自爆したが、リシャウィの爆弾は爆発せず、当局に拘束され、06年に絞首刑を言い渡されている。

「イスラム国にとってみれば、まさに“伝説の女性”で、プロパガンダに利用するには、非常に価値が高い人物といえる。ヨルダンでは最近、イスラム国のメンバーが増えつつあり、ヨルダン政府が彼女を釈放となれば、その“宣伝効果”は抜群でしょう」(現代イスラム研究センター理事長の宮田律氏)

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