重度のヤケドから奇跡の回復、そして出産! 笑顔で歩む米国女性“第2の人生”に広がる共感の輪

公開日: 更新日:

 6年前、カンボジア北西部のリゾート地シェムリアップで起きた大規模なガス爆発事故に巻き込まれ、大ヤケドを負ったアメリカ人女性が、すっかり回復して日常生活を取り戻し、赤ちゃんも生まれたというハッピーな近況が話題になっている。

 モンタナ州グレンダイブ出身で、事故現場の近くの幼稚園で先生をしていたアビー・アレクサンダーさん(24)は2019年8月14日、スクーターでガソリンスタンドの横を走っていた際に、爆発に巻き込まれた。アビーさんは、全身の約35%に第二度および第三度の火傷を負い、命に関わる重篤な状態に陥った。

 現地の病院で初期治療を受けた後、米コロラド州デンバーのICUに緊急移送され、複数の手術と長期的な治療を受けた。

「歩くことを改めて学び、神経痛を管理し、トラウマを乗り越える必要があった」とアビーさん。身体的な回復だけでなく、精神的な回復が特に長期間にわたって必要だったという。

 顔にヤケドの跡が残り、人々がそれを見た時の反応に少し傷ついたともと言うが、前向きな姿勢とユーモアで克服したという。その後、パートナーとなる男性(氏名非公表)と婚約し、昨年9月には娘を出産した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲