• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

専門家が危惧…株価2万円で強まる「年金資産消失リスク」

 2万円の大台突破は時間の問題となってきた。日経平均の終値は23日に1万9754円をつけ、00年4月以来の高値を更新した。一本調子の株価上昇に市場関係者は浮かれっぱなしだが、年金マネーを政治利用した「官製相場」のリスクを忘れてはいけない。15年ぶりの株高は国民の老後資産にとっては“もろ刃の剣”である。

■GPIFは大金を背負ったカモ

 現在のイケイケ相場の主役は海外勢だ。3月第2週まで5週続けて日本株を買い越し。この間の買越額は1兆円近くに上っている。

 海外勢の旺盛な日本株買いを支えているのは、公的マネーの市場流入だ。とりわけ運用資産137兆円と世界最大級を誇る年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の存在感が大きい。

 GPIFは昨年末時点で日本株27兆1330億円分を保有、運用資産全体の19・8%を占めた。1部上場の全企業の時価総額合計(約573兆円)の約5%を持つ計算だ。さらに昨年10月の株資産運用倍増計画により、従来12%だった国内株保有比率を25%まで買い増している。買い余力は約7兆円といわれ、GPIFは世界中の投資家に向かって“さあ、これから日本株を大量買いします”と高らかに宣言したようなもの。これが、いかにばかげたことか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  2. 2

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  3. 3

    沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」

  4. 4

    プーチンに後から反論…安倍首相“フェイク発言”の苦し紛れ

  5. 5

    抑え崩壊で接戦恐怖症 巨人最後の手段は「守護神・菅野」

  6. 6

    今季でクビの選手が続出? 阪神“不良債権”11億円の中身

  7. 7

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  8. 8

    巨人と西武のオーナーが示唆も…「監督続投要請」の吉凶

  9. 9

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  10. 10

    富士山大噴火 気象研「降灰量シミュレーション」の衝撃

もっと見る