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「年金情報流出」元凶は安倍政権…監視機関廃止の弊害が露呈

 “戦争法案”を審議している場合じゃない。まさに「年金制度の存立危機」だ。日本年金機構から、少なくとも125万件に上る個人情報が流出した「漏れた年金」問題。呆れるのは、犯罪につながる可能性もある前代未聞の不祥事にもかかわらず、年金機構に当事者意識が欠落していることだ。「消えた年金」問題で解体された旧社会保険庁時代のぬるま湯体質は全く変わっていない。

■流出125万件では済まない可能性

 約55万件の個人情報にパスワードが設定されていなかったことなど、組織内で内規違反の“常態化”が明るみに出た年金機構。2日の民主党の対策会議では、出席した議員から機構担当者に「いつ、どこから漏れたのか」「流出は分からなかったのか」と矢継ぎ早に質問が出たものの、担当者は「分かりません」を繰り返すばかり。5月8日に不正アクセスによるウイルス感染を確認してから1カ月近く過ぎても、事実関係を何ら把握していないことを認めた。

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