「SEALDs」6500人デモ 大人は指をくわえて見ている場合か

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「安倍はヤメロ!」――安保関連法案に反対する学生グループ「SEALDs」が呼びかけた「全国若者一斉行動」が23日、各地で行われた。

 デモや集会があったのは、北海道、仙台、京都、福岡、沖縄など全国64カ所。都心では、約6500人が港区・青山公園から表参道を経由し、渋谷に向かってデモ行進を行った。

 いまや、安保法案反対のデモや集会は完全に若者主導である。この日のデモ行進も若者が率先して先導し、「憲法守れ」「戦争反対」と音楽に合わせながら大声を張り上げた。“勝手知ったる”はずの「労働組合」のノボリはほとんど目につかず、中高年の参加者はまばら。常に若者に押されっぱなしで、学生たちと反対の声を競い合うような相乗効果は感じられない。ひたすら若者の叫び声だけが、夕暮れの繁華街にこだましているようにも見えた。

「そろそろ、組合の組織力を発揮しなければいけません。例えば、安保反対の一斉ストライキを示唆するだけで、安倍政権には大きなプレッシャーになります。ただでさえ、今は中国の景気減速で株価が低調です。そこへ、ストの情報が流れれば、さらなる株価の押し下げ要因になりかねない。安倍政権の支持率は株価頼みです。決して無視することはできないでしょう」(高千穂大准教授の五野井郁夫氏)

 安保法案の国会審議は佳境に差し掛かりつつある。労組は若者だけに反対行動を任せてばかりでいいのか。今こそ、重い腰を上げ、安倍政権に大打撃を与える出番ではないか。

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