著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

失敗に終わる原発輸出の成長戦略

公開日: 更新日:

 安倍首相が進めている「原発政策」は、完全に破綻している。成長戦略のひとつとして原発(インフラ)輸出を進めているが、日本の原子力企業は海外展開で巨額の損失を抱え、窮地に追い込まれているからだ。

 たとえば、東芝である。アメリカの原子炉メーカー「ウエスチングハウス」を相場の3… 

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