おぞましいトランプ旋風と安倍人気 “極右政治家”跋扈の謎解き

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 米大統領選で候補指名争いの趨勢を決するスーパーチューズデー。日本時間のきのう(1日)夜から投票が始まり、前評判通りに民主党はヒラリー・クリントン、共和党はドナルド・トランプが抜け出した。

 トランプの強さは本物だ。直前の2月29日に米CNNテレビが発表した世論調査では、トランプの党内支持率はこれまでで最高の49%に達した。

 国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏が言う。

「トランプ氏は共和党の主流派ではなく、いわば異端児です。イスラム教徒の入国を禁止するとか、メキシコとの国境に壁を築くとか、実現不可能なことばかり言っているし、それらは共和党の本来の政策と相いれない。しかし、トランプ勝利の背景には、2000年代のネオコン主導やティーパーティーの台頭を経て、共和党は穏健保守グループが後退してしまったことがあります。かつての共和党は、穏健な保守派が良識的かつ常識的な政策を取っていましたが、いつしか過激なグループの集合体に変わってしまった。共和党のアイデンティティーが揺らいでいる隙を突くような形でトランプ氏が登場し、何か新しいことをやってくれそうだという期待を集めているのです」

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