年4回の公表を1回に GPIFがもくろむ運用損の“隠蔽”工作

公開日:  更新日:

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、損失隠しに躍起になっている。これまで、運用実績を四半期ごとに年4回発表していたが、通期のみの年1回に減らそうというのだ。

 GPIFは15日、3月10日に行われた運用委員会の議事録をホームページで公開。委員からはこんな声が上がっていたようだ。

〈長期運用なので、四半期で公表すること自体がそんなに意味があるのか〉〈四半期ごとに公表するのは良いが、『損・得』という出し方はいかがなものか〉〈四半期毎に運用実績の数字を出すのは、損得という意味のない誤解を招くという点で、あまり賛成ではない〉

 2015年度の損失は5兆円に上るとみられ、15年度第3四半期は7・8兆円のマイナスだった。原因は、株式での運用比率を倍増させたことだ。GPIFはどうしても損失を公表したくないのだろう。そんなに運用に自信を持てないでいるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    五輪イメージ悪化…安倍政権が描く竹田会長追放のシナリオ

  2. 2

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  3. 3

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  4. 4

    「カープに恩義ある」引き抜きを断り続ける目利きスカウト

  5. 5

    稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗

  6. 6

    「いだてん」低迷は想定内 NHK大河にクドカン起用の狙い

  7. 7

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  8. 8

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  9. 9

    次女コウキのデビュー遠因か…父・木村拓哉が漏らした本音

  10. 10

    稀勢の里引退決断 歴代最低“36勝36敗97休”の不名誉記録

もっと見る