熊本地震現地ルポ 本紙記者も痛感した「車中泊」の苦しみ

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 熊本地震の2次被害が拡大している。自宅前で車中泊を続けていた熊本市西区の女性(51)が18日、「エコノミークラス症候群」で死亡した。車の中で長時間、同じ姿勢を取り続けたことなどが原因だという。これまで20人以上が同症候群の疑いで病院に搬送されており、状況は悪化する一方だ。

 震度7を記録した益城町で車中泊を続ける40代女性は疲れた様子でこう話す。

「避難所に入れなかった人だけでなく、空き巣が入らないか心配な人も自宅前に車を止めて寝泊まりしています。人が多くて騒がしい避難所で寝られない人は続々と車中泊を始めています」

 夜の熊本市内を車で移動すると、コンビニや道路、スーパーの駐車場に多くの車が止まっているのを目にした。車内では老若男女がシートを倒し、寝づらそうにしていた。


 本紙記者も本震があった16日から2泊3日をコンパクトカーの中で過ごした。「安全を保証できない」という理由で、熊本市内のホテルに宿泊を断られたためだ。

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