熊本地震現地ルポ 本紙記者も痛感した「車中泊」の苦しみ

公開日: 更新日:

 熊本地震の2次被害が拡大している。自宅前で車中泊を続けていた熊本市西区の女性(51)が18日、「エコノミークラス症候群」で死亡した。車の中で長時間、同じ姿勢を取り続けたことなどが原因だという。これまで20人以上が同症候群の疑いで病院に搬送されており、状況は悪化する一方だ。

 震度7を記録した益城町で車中泊を続ける40代女性は疲れた様子でこう話す。

「避難所に入れなかった人だけでなく、空き巣が入らないか心配な人も自宅前に車を止めて寝泊まりしています。人が多くて騒がしい避難所で寝られない人は続々と車中泊を始めています」

 夜の熊本市内を車で移動すると、コンビニや道路、スーパーの駐車場に多くの車が止まっているのを目にした。車内では老若男女がシートを倒し、寝づらそうにしていた。


 本紙記者も本震があった16日から2泊3日をコンパクトカーの中で過ごした。「安全を保証できない」という理由で、熊本市内のホテルに宿泊を断られたためだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    浪費はないはずなのに…定年後の1年で200万円が消えたナゼ

  2. 2

    ポスト安倍に西村康稔氏が急浮上 支持率急落で主流派焦り

  3. 3

    ぺこぱで話題“ノリツッコまない”漫才の元祖はダウンタウン

  4. 4

    京大准教授「ソーシャルディスタンス2m必要なし」の根拠

  5. 5

    交際報道めぐり発覚「平祐奈vs橋本環奈」熾烈な争いと因縁

  6. 6

    手越祐也に退所報道 “NEWSセンター”山下智久との明と暗

  7. 7

    朝日・産経は過去に賭け麻雀追及 黒川氏“雀友”3人の責任は

  8. 8

    安倍は森友と桜の2大疑惑が同時に司法の手にかかり断末魔

  9. 9

    木村花さんの死を招きついに打ち切り…「テラハ」の罪と罰

  10. 10

    支持率20%台の危険水域 安倍首相「8.24退陣説」囁かれる

もっと見る