南海トラフに阿蘇山噴火 気象庁「地震と無関係」は本当か

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 いまだに余震が続く熊本地震が、別の地震や地殻変動を誘発することはあるのか。

 発生当初から懸念されているのが、九州から東海の沖合で想定されている「南海トラフ地震」だ。今回の地震が陸側のプレート内部で起こった“活断層型”だったのに対し、南海トラフは海側のプレートが陸側のプレートに沈み込む“海溝型”だ。

 過去の地震を分析すると、海溝型の巨大地震の前に、大きい活断層型地震が起きていることがわかっている。11年3月の東日本大震災の前には、岩手・宮城内陸地震(M7.3)が起きた。熊本地震も南海トラフ地震の“前兆”の可能性はある。立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授はこう言う。

「今回の地震は南海トラフ地震を誘発するものではなく、その“前触れ地震”といっていい。このままフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む動きが続けば、最大で5年以内、早ければ2年以内に南海トラフ地震が起きる可能性がある。その際は最大で東京湾から台湾にまで影響が及び、津波被害者は47万~50万人に達するとみています」

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