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蒸し返される20年前の“醜聞” 外務省新次官の消したい過去

 外務省のトップ人事が波紋を広げている。斎木昭隆事務次官(63=76年入省)の後釜とされる杉山晋輔審議官(63=77年入省)のことだ。

 早大法学部中退で、初の私大出身者。伊勢志摩サミットやG7外相会合の政治・外交分野の事務責任者を務め、ケリー米国務長官の原爆慰霊碑献花を演出し、オバマ米大統領の広島訪問につなげたという。“高い交渉能力”を評価されたというのだが、実は醜聞まみれの人物でもある。

 元レバノン大使の天木直人氏がこう言う。

「舛添都知事が公金流用疑惑でこれだけ叩かれている中、杉山氏に次官を任せるなんて、安倍官邸は大した度胸だと思いますよ。杉山氏は93年から当時の斎藤邦彦次官の秘書官を2年ほど務めたのですが、その間に外務省の報償費(機密費)を私物化していたのは、外務省幹部経験者であればみな知っています。公然の秘密だった。次官が犯罪行為を黙認していたのですから、組織をあげた不祥事ですよ。その証拠に、外務省は報道のもみ消しに動いています」

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