核兵器開発を容認するオバマ大統領が広島を訪問するワケ

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「核兵器のない世界を目指す国際的機運を盛り上げる上で、極めて重要な歴史的機会になる」

 菅官房長官は11日の会見で、オバマ米大統領の広島訪問をこう“絶賛”していた。オバマが広島で核兵器廃絶を世界に向けてブチ上げるのではないか――と期待してしまうが、大間違い。世界最大の「核武装国家」である米国が、そう簡単に核兵器を手放すハズがない。

 オバマは09年4月、チェコの首都プラハで行った演説で「核なき世界」を訴え、ノーベル平和賞を受賞した。ロシアと競い合って核開発を主導してきた大国の“英断”に世界は拍手喝采だったが、米国はその後も核爆発を伴わない「臨界前核実験」を続けている。さらに新型核兵器を今も着々と開発中だ。

「英エコノミストは今年1月、オバマ政権が今後30年かけて1兆ドル(約108兆円)を投じて核戦力の更新を計画している、と報じています。主な中身は、核攻撃型巡航ミサイル・トマホークの後継とされる新型長距離巡航ミサイル『LRSO』の開発です」(軍事ジャーナリスト)

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