ボランティアへの報酬隠し 自民新人に公選法違反疑惑浮上

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 参院選の奈良選挙区で出馬予定の自民新人、佐藤啓氏(37)に公職選挙法違反疑惑が浮上だ。詐欺行為に手を貸していた恐れもあるから、ただ事ではない。

「始まりは3月中旬に佐藤氏が知人2人を事務所に入れたことです」と佐藤事務所の関係者がこう明かす。

「佐藤さんは2人が失業保険をもらっている身だったため、報酬を渡さないボランティアの扱いにしていました。ですが、実際は『交通費』という名目で、必要以上にカネを渡していたのです。交通費の実費は、10日で1万円以下のはずが、5万円以上も渡していた。誰かがハローワークにタレ込んだようで、事務所は4月下旬に勤務状況について問い合わせを受けた。すると、あろうことか佐藤さんは事務所スタッフに隠蔽するよう指示したそうです」

 報酬を隠し、失業保険を不正受給していたとすれば詐欺行為にあたる可能性があり、佐藤氏は犯罪に手を貸していた恐れがある。さらに問題なのは、労働の対価に対し、過大な報酬を与えれば寄付にあたり、「寄付行為の禁止」を定める公選法199条第2項に違反することだ。東京都選挙管理委員会によると、一般論として、無償労働のボランティアに交通費を必要以上に渡せば公選法違反になる可能性があるという。

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