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小泉流の改革者面に都民コロリ 小池圧勝の舞台裏と今後<上>

■本性を見抜けず熱狂投票した世論の危うさ

 投票が締め切られた午後8時ちょうどの「当確」速報。都知事選は小池百合子元防衛相(64)の圧勝に終わった。選挙戦では自民党都連を「ブラックボックス」と批判。戦う姿勢を前面に出して、改革イメージを振りまいた。街頭演説ではイメージカラーのグリーンを身に着けてくるよう呼びかけ、有権者を巻き込む劇場型選挙が奏功し、他陣営を引き離した。

 もっとも、「敵」をつくって戦う姿をアピールする手法は、小泉劇場の焼き直しだ。見飽きた三文芝居が、また繰り返された。争点もはっきりしないまま、ポピュリズムに浮かされた有権者が投票所に足を運び、投票率は前回都知事選を13.59ポイントも上回る59.73%。オンナ小泉の面目躍如である。

 選挙終盤、石原慎太郎元都知事が小池を「大年増の厚化粧」とコキ下ろしたことが、小池圧勝の決定打になったという見方もある。この発言が女性の反感を買い、小池に同情票が集まったというのだが、問題は小池の化粧の厚さではなく、その下の素顔の方だ。

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